くまえの映画の感想

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2017-11

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人も歩けば

監督:川島雄三
原作:梅崎春生
脚本:川島雄三
撮影:岡崎宏三
美術:小島基司
音楽:真鍋理一郎
出演:フランキー堺/ 小林千登勢/ 横山道代/桂小金治/淡路恵子/加東大介/沢村いき雄/沢村貞子/春川ますみ/森川信/三遊亭小円馬/藤木悠/ロイ・H・ジェームス/由利徹/八波むと志/南利明

これはすごい!
何がすごいって、すごい面白いのです。
それなのに、ちっとも有名じゃないのは何故?
川島雄三の集大成とも言えるような作品で、あちこちに、川島監督だな~という味が出ています。
例えば、ヤクザ3人組との野原での土管を使っての追いかけっこ!ヤクザ3人組が由利徹、八波むと志、南利明という贅沢な組み合わせなんですが、この全く意味のない追いかけっこは、「シミキンのオオ!市民諸君」風で、でもそれより断然面白かったりします。
川島監督って、こういうの好きですよねぇ~。
ところで、始まって10分間、ナレーションによる物語解説で、登場人物の台詞までナレーター(映画では司会者と言っていたけど)がしゃべっています。
これが何しろ10分ですから、うっとおしくって、「いい加減に終わらないかなぁ~」と思うと同時に「まさか・・・、全部これじゃないだろうな?いや、川島監督ならやり得る・・・(^_^;」なんて心配してしまいました(笑)
ナレーションが終わって良かったですが、こんなに長い冒頭ナレーションってこの映画だけじゃないでしょうか?
テンポ良く、登場人物はみんな面白いし、しかもフランキー堺が霞んで見えるくらい役者さん達がみんな上手いです。
細かい設定も面白くて、犬の名前がナターシャっていうのも何か笑えます。
宿屋のオヤジが秘密厳守なのも良かったし、風呂屋のオヤジは足相までとって笑えるし、飲み屋のおかみも良かったな~。
登場人物がみんな愛すべきキャラクターなんですよね。
強欲母娘も良かったし、とくに母の沢村貞子なんて、最後に上品そうに出てきた時は別人かと思いました。上手いな~。
ストーリーも面白いし、どこを取っても素晴らしい!と、思ったら、な、な、なんと!
この映画も夢オチですか~!(T.T)
それでもこれだけ面白ければ許せます。
それに、夢とわかった後もなかなかいけていて、夢の登場人物はみんな見たことある人なんです。
だって、もう一度見てみたら、最初に桂馬が質屋に入っていくとき、路地に桂小金治と桂小金治が小さくですけど映っているんですよ!
おおお~!こうなっていたのか~。
夢って、知っている人が別の役で出てきたりしますものね!
テレビの中の女優の小林千登勢も、この女優さんを以前テレビで見たことがあったんじゃないかな?
でも、あの台詞はdeja-vuかな?(^.^)
夢から覚めても素晴らしいオチです。
私の、「川島雄三ベスト3」に入ったかも(^.^)
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

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