くまえの映画の感想

WOWOWやスカパー!で見た映画の感想です。 随時更新!

2007-12

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おけさ唄えば

監督:森一生
脚本:笠原良三
撮影:本多省三
美術:太田誠一
音楽:塚原哲夫
出演:市川雷蔵/橋幸夫/水谷良重/三木裕子/小桜純子/島田竜三/中村鴈治郎/毛利郁子/寺島雄作/尾上栄五郎/東良之助/水原浩一/金剛麗子/寺島貢


一本松の千太郎は悪い奴になろうと旅をしていた。ある時弥彦の勝五郎という旅人と知り合い、彼の父親の勘治郎が相当な悪人だと聞かされ、勘治郎に弟子入りに行く。さて、根がいい人の千太郎は本当に悪人になれるのだろうか?・・・という話。
笑った、笑ったぁ~!
私の大好きな、雷蔵の明朗時代劇ですが、一番笑ったかも。
明朗時代劇でもありますが、歌謡股旅物とも言うみたいで、タイトルの「おけさ唄えば」を橋幸夫が唄っています。
映画中盤で盆踊りのシーンがあって、櫓の上で唄っていますが、いつの間にか歌が「佐渡おけさ」に?!
歌が「おけさ唄えば」から「佐渡おけさ」に移行したのか、「佐渡おけさ」をパクった歌が「おけさ唄えば」なのか?
そんなのはどうでも良いんですが、この盆踊りのシーンで、雷蔵も踊っていますが、その時の嬉しそうな笑顔!!!素敵です。
一番笑ったのは、勝五郎に悪いことの例として「人殺し、盗み、火付け(放火)」ってな感じのことを言われ、おもむろに火打ち石で火をつける雷蔵!
「おい!さっそっく火付けか?!」と驚く勝五郎に、「いや、煙草です」って、ホント、座り込んで真面目にキセルに火をつけているその姿が本当に可笑しくって笑わせていただきました(^.^)
それと、お君の部屋へ行くときのギシギシ鳴る廊下も笑えます。
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

人も歩けば

監督:川島雄三
原作:梅崎春生
脚本:川島雄三
撮影:岡崎宏三
美術:小島基司
音楽:真鍋理一郎
出演:フランキー堺/ 小林千登勢/ 横山道代/桂小金治/淡路恵子/加東大介/沢村いき雄/沢村貞子/春川ますみ/森川信/三遊亭小円馬/藤木悠/ロイ・H・ジェームス/由利徹/八波むと志/南利明

これはすごい!
何がすごいって、すごい面白いのです。
それなのに、ちっとも有名じゃないのは何故?
川島雄三の集大成とも言えるような作品で、あちこちに、川島監督だな~という味が出ています。
例えば、ヤクザ3人組との野原での土管を使っての追いかけっこ!ヤクザ3人組が由利徹、八波むと志、南利明という贅沢な組み合わせなんですが、この全く意味のない追いかけっこは、「シミキンのオオ!市民諸君」風で、でもそれより断然面白かったりします。
川島監督って、こういうの好きですよねぇ~。
ところで、始まって10分間、ナレーションによる物語解説で、登場人物の台詞までナレーター(映画では司会者と言っていたけど)がしゃべっています。
これが何しろ10分ですから、うっとおしくって、「いい加減に終わらないかなぁ~」と思うと同時に「まさか・・・、全部これじゃないだろうな?いや、川島監督ならやり得る・・・(^_^;」なんて心配してしまいました(笑)
ナレーションが終わって良かったですが、こんなに長い冒頭ナレーションってこの映画だけじゃないでしょうか?
テンポ良く、登場人物はみんな面白いし、しかもフランキー堺が霞んで見えるくらい役者さん達がみんな上手いです。
細かい設定も面白くて、犬の名前がナターシャっていうのも何か笑えます。
宿屋のオヤジが秘密厳守なのも良かったし、風呂屋のオヤジは足相までとって笑えるし、飲み屋のおかみも良かったな~。
登場人物がみんな愛すべきキャラクターなんですよね。
強欲母娘も良かったし、とくに母の沢村貞子なんて、最後に上品そうに出てきた時は別人かと思いました。上手いな~。
ストーリーも面白いし、どこを取っても素晴らしい!と、思ったら、な、な、なんと!
この映画も夢オチですか~!(T.T)
それでもこれだけ面白ければ許せます。
それに、夢とわかった後もなかなかいけていて、夢の登場人物はみんな見たことある人なんです。
だって、もう一度見てみたら、最初に桂馬が質屋に入っていくとき、路地に桂小金治と桂小金治が小さくですけど映っているんですよ!
おおお~!こうなっていたのか~。
夢って、知っている人が別の役で出てきたりしますものね!
テレビの中の女優の小林千登勢も、この女優さんを以前テレビで見たことがあったんじゃないかな?
でも、あの台詞はdeja-vuかな?(^.^)
夢から覚めても素晴らしいオチです。
私の、「川島雄三ベスト3」に入ったかも(^.^)

テーマ:邦画 - ジャンル:映画

コレクター

原題:THE COLLECTOR
監督:ウィリアム・ワイラー
原作:ジョン・ファウルズ
脚本:スタンリー・マン/ジョン・コーン
撮影:ロバート・サーティース/ロバート・クラスカー
音楽:モーリス・ジャール
出演:テレンス・スタンプ/サマンサ・エッガー/モーリス・ダリモア/モナ・ウォッシュボーン

銀行員で蝶の収集家のフレディは職場でもからかわれているような青年。ある日、賭で大金を手にした彼は、仕事を辞め、屋敷を買い取り、蝶を追いかけて過ごしていた。しかし、ある日、若い女性のミランダを誘拐して軟禁する。彼の目的は一体何?!・・・という話。
蝶々収集って言えば、最近じゃ「私の友達の友達がアルカイダ!」と言った方が蝶の収集家で、その友人の友人のアルカイダメンバーは蝶の収集家サークルの人だとか?
ってことは、こいつがアルカイダか!(笑)
そんな蝶の収集家のフレディは蝶だけじゃなくて女性もコレクトしたくなりました。
で、目を付けられたミランダですが、なかなかいい女じゃないですか!お目が高い!
しかし、この映画は、加害者であるフレディの目線で作られているような気がするんですね。
だから、ミランダが反抗したりすると、「あっ!逃げようとしている!」とか「口先だけのことを言ってるぞ!」とか、何故か見ている私までがむかつくんです(^_^;
お風呂のお湯が溢れた時なんて、まるで私が軟禁しているみたいに「ばれちゃうじゃないか!!!」と心臓ドキドキでしたよ(笑)
このお風呂事件の時に来た隣人ですが、この隣人もイライラしますね~。
「もう早く帰ってよ~!!!」と何度心で叫んだことか・・・(笑)
さて、登場人物がほとんどいなくて、場所は屋敷内だけだし、演劇的でありながら、そういうこじんまりさを感じさせないところが監督の見事なところでしょう。
そして、テレンス・スタンプも良かったけど、それより良かったのがサマンサ・エッガー。素晴らしいです!


コレクターコレクター
(2006/12/20)
テレンス・スタンプ、サマンサ・エッガー 他

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テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

フランキーの宇宙人

監督:菅井一郎
原作:キノ・トール
脚本:棚田吾郎
撮影:中尾利太郎
音楽:仁木他喜雄
出演:フランキー堺/菅井一郎/高友子/安部徹/清水将夫/藤代鮎子/浜村純/ボウ・ハニキー/花村典克/光沢でんすけ/永六輔/神吉拓郎/伊藤柳晴/高品格

煙突の掃除屋の堺田栄(この字でいいの?)は、毎日物干し台から天体望遠鏡で夜空を見るのが楽しみだった。一方、科学者の木下博士はロケット「ぴかいち」の打ち上げに失敗。ある日、木下博士はUFOを目撃する。そして、堺田も!すでにUFOは日本に上陸していて、宇宙人が人間に紛れ込んでいることが発覚。そして驚くことに宇宙人は6人上陸していて、すべてが堺田と同じ風貌なのだ!宇宙人の目的はいったい・・・?!という話。
私が書いたあらすじのほうが映画より面白いな~(笑)
おおすじのストーリーは面白いんです。だけど、演出というか味付けがつまらないんだなぁ~(^_^;
馬鹿馬鹿しさがはじけてないしね。
そもそも、木下博士を演じた菅井一郎は俳優なんですが、何故か監督をやっているのです!何故?日活は監督不足だったのか?!
フランキー堺の七変化で持っている映画でして、他の出演者もいまいち。
特に重要である新聞記者の安部君。
伊藤雄之助の偽物っぽいんだけど、演技がいまいち・・・(^_^;
ギャグ担当が永六輔と神吉拓郎って二人もいて、オープニングクレジットで出しているにもかかわらず、どこにギャグがあったんだぁ?!(笑)
あらすじには「宇宙人」と書きましたが、映画の中では「人工衛星人」となっていまして、それっておかしくない?
人工衛星ってUFOじゃないでしょ?
宇宙人に「お前らの星に連れていけ!」といきなり発言して、連れていってもらえることになったけど、UFOから降りてないじゃん!(笑)
う~ん、もう、なんじゃこれ~と思っていたら、な、な、なんとぉぉぉ!!!
これは夢だったのです!
えええ~っ?
私の一番嫌いな夢オチですかい?!
もう許さん!


フランキーの宇宙人フランキーの宇宙人
(1993/09/25)
フランキー堺

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テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

リバティーン

原題:THE LIBERTINE
監督:ローレンス・ダンモア
脚本:スティーヴン・ジェフリーズ
撮影:アレクサンダー・メルマン
音楽:マイケル・ナイマン
出演:ジョニー・デップ/サマンサ・モートン/ジョン・マルコヴィッチ/ロザムンド・パイク/トム・ホランダー/ジョニー・ヴェガス/ケリー・ライリー/ジャック・ダヴェンポート/リチャード・コイル/フランチェスカ・アニス/ルパート・フレンド/ポール・リッター/スタンリー・タウンゼント

「THE LIBERTINE」とは「放蕩者」という意味のようです。
17世紀に実在した英国の詩人、ロチェスター伯爵の半生を描いた物語です。
素晴らしい才能があったらしいのですが、映画の中で披露される詩を聞いても、どこが良いのかさっぱりわかりません(^_^;
でも今でもこうやって映画になる位なんだから、イギリス人なら殆どの人が知っているのかしら?
さて、酒に溺れ女に溺れ、最後は梅毒で鼻が取れ(たの?)、33歳で死んでしまいます。
段々と梅毒のせいで(?)顔が崩れていくのですが、その崩れた顔がウィリアム・デフォーになっていたのにビックリです!(笑)
前半の巻き毛クルクルのロン毛のかつらはとても似合っていて、「ジョニー・デップって綺麗な顔してるんだなぁ~」と思っていたのですが・・・(笑)
そりゃ勿論崩れた顔はメイクしてあるのはわかっていますよ~(^^)
ストーリーはよくわからなくて、若手女優との関係もよくわかりませんでした。
そんなに惚れていたんだぁ???
どこに惚れたんだ???
若手女優の気持ちもよくわからなかったしなぁ~。
王様との関係もよくわからなかったなぁ~。
ところで、17世紀の王室に近いところの話なんだけど、何故か台詞に「FUCK」が多くて、これって17世紀のイギリスでも良く使われていた言葉なの?


リバティーンリバティーン
(2006/11/24)
ジョニー・デップ、サマンサ・モートン 他

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テーマ:ジョニー・デップ - ジャンル:映画

不信のとき

監督:今井正
原作:有吉佐和子
脚本:井手俊郎
撮影:小林節雄
美術:渡辺竹三郎
音楽:富田勲
出演:田宮二郎/若尾文子/加賀まり子/岸田今日子/岡田茉莉子/三島雅夫/永井智雄/長谷川待子/笠原玲子/水木正子/菅井きん/原泉/柳渉/中野ひろみ/松村ゆりか/柳誠/竹里光子/浜世津子/一条淳子/秋月竜/篠田三郎/花布辰男/井上大吾

商事会社の宣伝部勤務の浅井義雄は結婚10年目。書道の先生をしている妻との間に子供はいない。ある日、行きつけのバーのホステス米倉マチ子に誘われるまま彼女の家に行くと、ずっと好きだったと告白され関係を結ぶ。
マチ子は浅井の子供を産みたいと言い、浅井もOKしてしまう。マチ子が女児を出産した頃、不妊症の妻が妊娠した!いっぺんに二人の子持ちになった浅井だが、二重生活をしていた。しかし、浅井が盲腸で入院したことで、妻と愛人が病院で鉢合わせ。さて、どうなる!という話。
実は、浅井は以前にも人妻と浮気して孕ませているのです。それが原因で別れ、子供は堕ろしたと思っていたのですが、堕ろしていなかったのですね。
そして、その女性と子供とデパートで偶然会ってしまうのですが、女性は「この子はあなた(浅井)の子よ!」と言うのだが、夫とも夫婦生活があったと言う。
ここが、ラストの浅井の意味不明な笑いに繋がっているような気がします。
まぁ、事実はわからないのです。
信じていればそれが事実ってことでしょうかね?
昔の女性は「夫は知らないわよ」と、夫をだましていると思っているんだけど、本当は夫の子でだましているつもりが全然だましていないってことかも知れないですね。
でも「浅井の子」と思っているから、信じているから、幸せそう。
信じる者は救われるかな?
まぁ、マチ子が妻の子は人工授精だというのを聞いて怒っていた様子を見ると、本当に浅井の子なのかなぁ?とも思うんですけど、したたかな女だからそんなことないか?
う~ん、事実はわからんですね~。
さて、今井正監督は社会派だからなのか、若尾文子があまり綺麗に撮られていないのにビックリです!

テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

フライトプラン

原題:FLIGHTPLAN
監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ピーター・A・ダウリング/ビリー・レイ
撮影:フロリアン・バルハウス
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ジョディ・フォスター/ピーター・サースガード/ショーン・ビーン/マーリーン・ローストン/エリカ・クリステンセン/ケイト・ビーハン/グレタ・スカッキ/マイケル・アービー/クリスチャン・ベルケル/カーク・B・R・ウォーラー/ブレント・セクストン/マシュー・ボーマー

ドイツで夫を亡くした航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、遺体と共に帰国するため、彼女が設計に関わった最新型ジャンボ旅客機に娘と搭乗した。疲れ切っていた二人はすぐに眠ってしまうのだが、カイルが目覚めると娘のジュリアは姿を消していた。機内の乗客は勿論のこと、乗務員までジュリアを見ていないと言う。挙げ句の果てにカイルは精神異常を疑われてしまう。果たして娘を見つけ出すことは出来るのか?!という話です。
う~ん・・・。この映画は1時間30分ちょっと(エンドクレジット含めて38分)ですが、本当に短くて良かった(笑)
とにかく、脚本にスキがありすぎというか、突っ込みどころが満載過ぎます。
だいたい、あれだけ広い飛行機なのに、客室乗務員の数が少なすぎるし、ウエルカムドリンクも出していなかったのか?子供を見ていないなんてあり得ない~。
それに、ハイジャックの目的も、今の時代にあんなのってあり?
棺にX線を通さないっていうのは、なるほど~!とは思ったけど、葬儀会社とグルなら、暗証番号なんて無くても開けられるように出来たんじゃないの?
棺を締めようとした時に「待て!」と言って締めさせなかったのは、起爆装置を取るためでしょ?ってことは、カイルが棺を開けるってシナリオがあった訳よね?
でも、もし開けなかったら?そんな人任せのハイジャックってあるかよ~!(笑)
カイルがこの飛行機の設計に携わったという割には、全然そういう知識を披露することがなかったのにも???です。
酸素マスクを出すだけかよぉ~!(笑)
エンドクレジットで機内構造みたいな図が出てくるけど、もう遅いってば~。
そして何より、カーソンが飛行機を降りるときに「待って!ひとりで降りないで!」と言われて戻ってくるなんて!!!(爆笑)
一体どんな甘ちゃんなテロリストなんだよぉ~。
それから、アラブ人を犯人呼ばわりして、「娘に謝ってよ!」って言って自分は機長に謝ってもらったのに、アラブ人には謝らないってどうなの?
ところで、共犯のスッチーは浅丘ルリ子にそっくりだったな~(^^)


フライトプランフライトプラン
(2007/06/20)
ジョディ・フォスター、ショーン・ビーン 他

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テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画

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